
内装リフォーム工事【壁紙張替え工事】
壁紙(クロス)の張替え工事は非常にお手軽にできて、部屋のイメージが大きく変わるおすすめのリフォーム工事です。
工事の期間も比較的短く、工事の予算も低予算で行うことができます。
一部屋でも、壁の一面だけでも印象が全く違ってきますので、気分転換に試してみてはいかがでしょうか?
壁紙(クロス)のリフォーム工事のタイミング
壁紙(クロス)のリフォーム工事のタイミングは特に決まっているという事はありません。
その部屋の使い方や日の当たり方で、クロスの劣化の年数が大きく変わっていますので、一概に何年くらい経過したら張替えましょうという事はないのです。
汚れが目立ってきて、葺き掃除をしても汚れが落ちなくなったら張替えのタイミングと考えればいいでしょう。
おおよその年数では、築10年くらいになると、新築時には白かった壁紙も黄ばんできます。
また、家具の後ろの壁紙と日に当たっている場所の壁紙の色を比べるとかなりの色の差があることが分かると思います。
そのくらいになると壁紙の張替えのタイミングとなるでしょう。
特に、喫煙をするという場合には、壁紙の表面にたばこのヤニが付着して茶色く変色しているので、定期的な張替えをお勧めいたします。
壁紙の張替えの施工手順
それでは、壁紙の張替えの施工の手順をご紹介いたします。
壁紙の張替えはクロス職人さんの腕によって仕上がりが違います。
腕のいい職人さんが施工をすると、クロスの継ぎ目がよく見てもなかなか分からないくらいの仕上がりになります。
- 既存の壁紙をはがす
- 下地の状態を整えてパテ処理を行う
- 新規の壁紙を張る
- ボンドコークで端部処理を行う
壁紙の張替え工事は上記のような施工手順が一般的です。
工程は非常にシンプルなのですが、シンプルだからこそ職人さんの腕の差が仕上がりの差となって表れるのです。
それでは、各工程を一つずつご紹介していきましょう。
既存の壁紙をはがす
壁紙(クロス)の張替えの工事の場合には、既存の壁紙をはがすことから始めます。
既存の壁紙の上に新しい壁紙を張っても、きちんと接着することができませんので、いったん既存の壁紙をはがします。
この時に、家の壁紙を大胆にはがすなんて普段はできないことを経験するのもいいかもしれませんね。
下地の状態を整えてパテ処理を行う
既存の壁紙をはがしたら、その次は下地の状態を整えます。
既存の壁紙をはがした後は、壁面がデコボコしている状態になっています。
壁紙の裏紙が残っていたり、下地の石膏ボードやコンパネの継ぎ目に段差があったりと、下地の壁面は平でないことがほとんどですので、下地をけれん掛けなどで、平らに整えるようにします。
必要な個所にはパテ処理を行って、段差を平にします。
新規の壁紙を張る
下地処理が完了したら、いよいよ新規の壁紙を貼ります。
天井方向から床面方向に向かって張っていきます。壁紙の継ぎ目は柄やパターンを合わせて継ぎ目が見えないようにして貼っていきます。
本当に腕の良い職人さんの場合にはこん継ぎ目が全く分からないくらい上手に継ぎ目を合わせます。
新しい壁紙を貼ったら、刷毛やローラーを使って空気を抜いて、圧着します。
ボンドコークで端部の処理を行う
新規の壁紙を貼ったら、壁紙の端部をボンドコークで処理をしていきます。
この処理を丁寧に行うことによって、端部の剥がれを防止するとともに、仕上がりが非常にきれいになります。
このような施工の手順を通して完成となります。
壁紙(クロス)張替え工事のまとめ
壁紙の張替え工事は、短期間で低予算で部屋の印象を大きく変えることができますので、非常におすすめの工事です。
しかし、腕の良い職人さんでないとその仕上がりに満足することができないので、信頼できる施工業者に任せることが重要です。