【メンテナンス工事とリフォーム工事の違い】メンテナンス工事とは
住宅の改修工事には大きく分けて2種類の工事があります。
- リフォーム工事
- メンテナンス工事
このような説明をすると、「リフォーム工事とメンテナンス工事って何が違うの?」という疑問をよく聞きます。
一体、メンテナンス工事とリフォーム工事って何が違うのでしょう?
ここではメンテナンス工事に関しての「知りたい」を解決することができる情報をご紹介しています。
住宅のメンテナンス工事を検討している方、いつかはメンテナンス工事をしないといけないと思っている方はぜひご覧になってください。
住宅のメンテナンス工事って何するの?
住宅のメンテナンス工事とは、簡単に言ってしまうと、住宅のお手入れの工事のことです。
つまり、長年住んでいる住宅のどこかが傷んでしまったり、壊れてしまった場合に、その部分を修繕する工事のことを一般的にメンテナンス工事といいます。
どんなに大切に使用していても、長年の年月が経過すると傷みの症状が出てくる部分があります。
また、傷みの症状が目で見ても分からない状態でも、定期的にメンテナンスが必要になります。
住宅のメンテナンスが必要な年数
住宅には定期的にメンテナンスが必要となる部分が多くあります。
そのくらいの年数でメンテナンスが必要になるのかをご紹介します。
- 外壁:新築時から8年~10年目
- 屋根:新築時から8年~10年目
- バルコニー防水:新築時から8年~10年目
- 床下防蟻(シロアリ予防):5年目
- 水回りのコーキング:新築時から7年~10年目
一般的には上記のような年数のタイミングでメンテナンスが必要になると言われています。
多くの部分では築10年になるとメンテナンス工事が必要になるのです。
しかし、すべての工事をいっぺんに施工しようとすると、工事代金が高額になってしまいますので、計画的にメンテナンスの時期を決めて、予算の用意をすることが必要です。
賢いメンテナンス工事の方法
メンテナンス工事はまとめて施工をすると、非常に高額な予算が必要になりますので、できる限り計画的にスケジュールを検討して行う必要があります。
しかし、施工のタイミングを分けると言っても、同じ時期に施工をするほうが予算が節約できるケースもあります。
例えば、外壁のメンテナンス工事と屋根のメンテナンス工事です。
外壁のメンテナンス工事と屋根のメンテナンス工事は、どちらも仮設の足場が必要な工事です。
つまり両方の工事を同時期にすると、仮設足場は一度で済んでしまいます。
もし別の時期に施工をするとなったら、仮設足場の費用は2回分必要になります。
仮設足場の工事費用は決して軽視できるくらいの金額ではありません。
工事が完了すると必要なくなるものですが、意外と高額になるのが仮設足場なのです。
メンテナンス工事をする際には、業者の担当者と相談をして「なんの工事」を「いつのタイミング」で行うのかを、きちんと計画を立てることが重要なのです。