リフォーム工事の基礎知識【リフォーム工事とは】
リフォーム工事の基礎知識【リフォーム工事とは】

【メンテナンス工事とリフォーム工事の違い】リフォーム工事とは

住宅の改修工事には大きく分けると2種類の工事があります。

メンテナンス工事とリフォーム工事です。

「でも、メンテナンス工事とリフォーム工事って一緒でしょ?何が違うの?」と思う方も少なくありません。

そこで、メンテナンス工事とリフォーム工事の違いをご紹介します。

ここでは、リフォーム工事ってどんな工事という事をご紹介します。

リフォーム工事とは

リフォーム工事とは、住宅の間取りの変更や増築や改築などのメンテナンス工事ではない工事の事を言います。

ハウスメーカーの営業マンをしていた時には、メンテナンス工事は「後ろ向きの工事」対してリフォーム工事は「夢のある前向きな工事」と考えていました。

メンテナンス工事って、傷んでいる部分を修繕してこれ以上住宅を傷ませないようにする工事なので、仕方なく高額な費用をかけて修繕をするという感覚があります。

対してリフォーム工事とは、「こんな間取りになったらいいな!」「もっと部屋を広くしたい」などの夢があることに対しての支払う費用なので、とても楽しい工事なのです。

日本の住宅は長持ちする

よく、リフォームするか新築をに建て替えるかで悩まれているという方がいます。

メンテナンス工事やリフォーム工事をするくらいなら建て替えてしまった方がいいと思っている方が多いのだと思いますが、ちょっとまってください。

日本の住宅は非常に長持ちするのです。簡単に建て替えなんてもったいないです。

日本の住宅ってどのくらいもつの?

結論から言いますと、日本の木造住宅は非常に長持ちします。特に木造住宅は日本の四季の高温多湿の気候に最適な住宅なのです。

そのように長持ちする日本の木造住宅ですが、なぜ築20年もすると建て替えの時期と思われているのでしょう?

そもそも、日本の木造建築は長期間使用することを想定して建てられています。

京都などの寺院は築200年〜300年経っても今尚存在しています。

木造建築は長年使用することによって木材が乾燥してより安定するようになっているのです。

耐震基準などの問題は確かにありますが、メンテナンス工事や改修工事によってクリアできる問題ですので、もっと長い期間使う方がいいと思っています。

アメリカやヨーロッパの地域の住宅は築200年なんて住宅を現役で使用しているなんてざらにあることです。

ある国では築年数が古い建物の方が人気があり家賃が高くなるなんて国もあるくらいです。

建築の技術を見ても、日本の建築技術はアメリカやヨーロッパに決して劣っているということはありません。

むしろ日本の木造建築の技術は世界一と言っても過言ではありません。

そんな技術があり、かつ日本の高温多湿の環境に適している木造住宅が築20年くらいで建て替えが必要になるなんてことはないと思います。

適切なタイミングで適切なメンテナンスをする事で日本の木造住宅は非常に長い期間使用することができるのです。

木造住宅を長持ちさせるには

ここで木造住宅を長持ちさせる非常に簡単な方法を一つご紹介します。

その方法とは、【換気】です。

換気をしっかりとしておけば、内部の木材が乾燥している状態を保つことができますので、木造住宅を長持ちさせることができるのです。

木材にとって湿気は大敵なのです。

あなたの大切な資産でもある住宅を大切に使って、長持ちをさせて家族の幸せの場を作っていきましょう。